新宿で働く人材業界ビジネスマンのブログ

人材業界ビジネスマンの視点から、業界のこと、仕事のこと、キャリアのこと、健康のこと、ランニングの事など、忖度せず思いのままに綴っていこうと思います。※本ブログに記載の内容は私個人の私見であり、所属団体や会社の見解ではありません。

異業種混合型研修「ALIVE」(1)自分の「あたりまえ」は、誰かの「あたりまえ」ではない、ということ

 先週木曜日、会社がサポートしてくれている、異業種混合型リーダーシップ開発プログラム「ALIVE」の第1回目に参加してきました。

「ALIVE」とは大手企業の次世代リーダー候補など選抜・志願してきた方々がチームを組み、実際の企業、団体、自治体のリアルな課題に対し、3ヶ月間の中でフィールドワークなどを実施し、最終的に課題解決提案を実施する、という実践型のリーダーシップ開発プログラムです。

 

alive0309.org

 

私のチームは、

 

山形県飯豊町「中津川地区」という人口減少が著しい過疎化が進む地域に対して、活性化プランを提案する

 

という課題テーマが設定されました。提案すべきプランは決して外部から見た「あるべき」の様な机上の空論ではなく、実際に実現可能で具体性があり、人材調達・資金調達まで考慮された提案であることが条件となります。
チームのメンバー構成は、飯豊町役場の方が1名、そして私を含めて企業参加の方が3社3名、オブザーバーとして別の企業の管理職の方が1名、というバラエティ豊かな構成です。
来週には、早速セッション2回目ということで1泊2日で現地視察に伺う予定になっており、これからどんなコラボレーションが生まれるのか、非常にワクワクしています。
このブログでも、セッション参加後にレポートとしてまとめていきたいと思います。


自分のあたりまえ、のクセに気づく瞬間


セッション1回目ということで、1日を通してまだ参加者全員が探り探りな状況でした。
しかし、早速第1回目のリフレクションで、議論の「スピード感」についてメンバー間でGAPが生まれたことが明らかになりました。
私ともう1名の人材業界のメンバーが進め方をパッパと決めてしまうことについて、他の2名のメンバーから合意形成が追いつかない、というフィードバックをいただきました。(もちろん、やんわりとですw)
普段事前にアジェンダを決めて、ミーティングもゴールを起点にちゃっちゃとファシリテーションを進めることが多い自分は、そのフィードバックをもらうまで、2名のメンバーが議論についてこれていないことに気がついていませんでした。これはこの場に限らず、普段のミーティングでもきっと少々強引に進めているように見えていたり、速すぎて理解が追いついていないメンバーの気持ちが理解できていないな、と早速猛省。

 

また、もう一つのフィードバックが、何気なく普段使っている横文字ワードの多さです。
例えば、「アジェンダ」とか「コンセンサス」とか、つい習慣で使っている言葉も、人や業界によっては馴染みのない言葉であるということに気がつかず、つい意識せずに使っていることに、指摘を受けて改めて気がつきました。みんながわかる言葉で話す、伝えるのではなく伝わる、ということの重要性は理解しているつもりでしたが、無意識に自分よがりの進め方になってしまっていたと、こちらも猛省。

 

自分の「あたりまえ」は、誰かの「あたりまえ」ではない

 

この普遍的な事実について、改めて再認識することができた、貴重な第1回目でした。
学びをしっかりと内省しつつ、2回目のセッションへ向け、やることは満載なので、頑張りますw