「週1回15分」だけで、もやもやがスッキリした話
「仕事は、やって終わりではなく、振り返りが大事!」
多くの人が、そんな風にPDCA(Plan→Do→Check→Action)の重要性を、会社の研修や先輩から異口同音で教えられた経験をお持ちではないでしょうか?
しかし、現実には、毎日やることがたくさん。しかも現代はスマートフォンのおかげで24時間世界中からあらゆる情報や通知が飛んできて、私達の脳みそのメモリを無限に食い尽くしています。立ち止まって考えることの重要性を頭ではわかっていても、つい忙しい毎日の中で忘れてしまうことが多いのではないでしょうか?
私も、特に最近は一日にやりたいことがたくさんあり、頭の整理をする時間がとれず、ずっともやもやが続いていました。PDCAではなく、「PDPD」=計画と実行を繰り返している状態、で毎日やるべきことに追われる日々が続いていました。
そもそも「振り返り」って、なんか重たいイメージ、ありませんか?自分はもともと日記を書いたりするタイプではないので、このブログ自体も結構書くのがおっくうで毎回かなり苦戦しながら書いていたりします。(笑)
「週1回15分だけ」で良い、と知ったことで気持ちが楽に!
先日ご紹介した、クロスリバーの越川 慎司さんの著書「超・時短術」の中に、こんな事が書いてありました。
15分の振り返りで劇的に生産性が上がる
(中略)
クライアント各社の人事評価上位5%の考え方と行動思考について調査したときです。この超エース級の「5%社員」は、おのずと定期的に自分の仕事を振り返っていたのです。1週間もしくは2週間おきに15分程度の振り返りを習慣づけており、その定着度は5%以外の社員の実に8倍にも当たったのです。
引用元:仕事の「ムダ」が必ずなくなる 超・時短術/ 越川 慎司 (著)
これを読んだ時、思わず膝を打ちました。
「1週間か2週間に1回15分で良いのか!!」 と。
これなら手軽だから続けられそうだと思い、早速自分なりのやり方で真似してみることにしました。
【自分流の15分振り返りの仕方】
ひねくれ者な私は、フォーマットを用意するのも面倒だったので、「KPT」というシンプルな考え方で整理することにしています。
「K」:Keep→良かったこと、うまくいったことなど、続けるべきこと
「P」:Problem→問題点、変更すべき点など、変化させるべきこと
「T」:Try→同じ問題を引き起こさないために来週から取り組めること
記入イメージはこんな感じです。(先週の振り返りを一部加工して掲載)
私の場合はMicrosoftの「OneNote」というアプリを使って、スマホでもPCでもiPadでも同じノートを同期して、いつでもどこでも書いたり読んだりできるようにしています。
これを、深く考えすぎずに、15分だけ、サッとやるのがポイントです。
ポイントは「深く考える」ことに時間を使うのではなく、「来週から何をするか?」という未来の行動を計画することに時間を使うのが大事だと思っています。
昔、マクドナルド時代に教わった好きな言葉に
「トレーニングのゴールは、知識の習得ではなく、アクションを起こすこと」
という言葉があります。
すべての振り返りや思考は、行動を最速で変化させるためのものであり、考えすぎてアクションを起こせないのでは意味がない、というわけです。(もちろん、拙速もいけないのですが…)
振り返りをすることで、実は頭の中の整理にもなり、心のモヤモヤも晴れて、かなりスッキリした気分で翌週の仕事に向かえています。
ぜひ皆さんも「週1日15分」の振り返り、始めてみませんか?
【プログラミング100日連続学習状況】
本日で41日目!毎日ばっちり続いています。
引き続き、初学者向けの学習サイト、Progateを使って学習しています。
41日目で、できるようになったこと:
- 簡単なHTML&CSSの記述・編集・読み解き
- Rubyコーディング初歩
- Ruby on Railsコーディング初歩
- Command Lineを使ったPC基本操作
- Gitの基本操作
- GitHubのアカウント作ったよ
冬のボーナスで、MacBook Proを買ってしまおうかどうか真剣に悩んでいる今日このごろです。
※現在は Microsoft Surface Pro4を使ってます。