大好きなラーメン屋で起きたちょっと気まずい話:進むも地獄、戻るも地獄
先日大好きな某ラーメン屋さんにいつも通り行った時の出来事です。
最近減量中なのですが、そのラーメン屋さんは野菜がたっぷりなラーメン店だったので(なんと1杯で1日分の野菜の半分が摂取可能!)お昼だけは我慢せずに、野菜たっぷりのラーメンを頂くことにしています。やはり減量には無理な我慢は禁物です。
しかし、そのラーメン屋さんは、麺量が通常のお店の2倍近くあり、そのままでは糖質オーバー。
そこで、ハーフラーメンという麺量半分のメニューと、野菜を別トッピングで追加注文して2倍にする、というスタイルで注文しようと思っていました。(少しでも罪悪感を減らすために大事なことです)
しかし、券売機の押し間違いで間違えて通常のラーメンをプッシュしてしまう痛恨のミス!
新人さんらしき店員さんに、間違えてしまったことを伝えると、満面の笑みで
「大丈夫ですよ!ハーフでお作りして差額は返金しますね!」
と心地いい応対。
ありがたい対応だな〜、とホッと胸をなでおろし。着席。
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数分後、
「お待たせしました〜」
到着したのは、どう見ても、通常のサイズのラーメン。
「すみません、これってハーフですか?さっき間違えて押してしまったので、食べきれないのでハーフ変更して頂くように伝えたのですが」
とお伝えすると、
店長さんが申し訳なさそうに、
「大変失礼しました。今からお作り直しするか、もし宜しければ返金はさせて頂くのでそちら(通常サイズ)をお召し上がりになっていただけますか?」
と平身低頭の対応。
こちらも申し訳ないので
「すみません、食べきれないので残してしまうかもしれませんが」
と伝えると
「はい、遠慮なく残していただいて結構ですので」
との回答。
もともと私が券売機で間違えて買ったので、悪いのは私です。
しかし、この時、極めて行動が制限されたことに気がつきます。
私は出されたラーメンは食べきらないと嫌でした。
【選択肢】
そもそも作り直しさせる=一杯分資源の無駄
食べきる=返金してもらっておいてそれはないやろ
残す=食べ物を粗末にしてしまう…が自分の主張通りになる…
結果、本来の美味しさとは無縁に、食べ残すことになりました。
繰り返しますが、お店の落ち度はないのです。なんせ券を間違えたのは僕ですから。
しかし、この瞬間、食べたいのに食べれない、このモヤモヤを誰にも伝えられない、という状況だったのは事実です。
正直、ラーメンの味は全く味わえず、ラーメン(野菜二倍)を半分ぐらい残して帰りました。
こういう時、どちらに転んでも、お互い気まずくなるなーと、思いながら、お店を後にしました。
ちょっとしたボタンの掛け違いで、一杯の美味しいラーメンでさえも、悲しい一杯になってしまう。
そんなことを噛み締めながら、ラーメンの奥深さを学びました。