屋外ビアフェスって飲み物高い!→コト消費ってすげーという話
近年、オクトーバーフェストなども含めて、屋外のビアフェスや肉フェスなどのB級グルメ系のイベントが全国各地で開かれています。
私もビアフェスは大好きで、昨日このイベントに行ってきました。
ヒビヤガーデン2018 - 世界のビールが飲める日本最大級のビアガーデン!
青空の中で昼間から飲むクラフト生ビールは、本当に最高ですねぇ~
でも。こういうフェスって、飲み物が異常に高くないですか!?
ヒビヤガーデンの場合、まず1杯目のビールを買うときに、デポジット(預り金)として、1000円を別で払います。
そして、飲料は500mlで1400円~1600円、と、かなり強気なお値段!
デポジット1000円は帰りにグラスを返すと帰ってくるので良いのですが、それでも入場時点でドリンク1杯目で2400円~2600円、諭吉先生の1/4が吹っ飛びます。
ちなみに、フードも安いもので600円(ソーセージ1本!!)~高いもので2400円(ピザ1枚!小さめ!)
とかなり強気な値段設定!
ビールはともかく、フードに関しては、クォリティや量を考えると正直かなりコスパが悪い印象です。
でも、こういうフェスは毎回空席がなくなるほどの大盛況で、どのブースにも行列ができています。
まさに、コト(体験)消費、というやつなのでしょう。
ビールやフードという「モノ」を買う、のではなく、
青空の中仲間と一緒に外で美味しいビールとフードを食べる体験という「コト」を買っているんだな、と。
最近の若者は物欲が減っている、なんて言われてますが、「モノ」にお金を使うことは少なくなりましたが、こうした「コト」にはとことんお金を突っ込むような気がします。
(泡ランとか、野外フェスとか、オタクの聖地巡礼とか、グランピングブームとか、パンケーキとか)
ビジネスモデルを考えるときに、カスタマージャーニーマップ、なんてものを書いて、顧客体験のイメージからデザインしていく手法もあります。
今後どんなサービスにおいても、顧客の体験をリアルに想像して、ストレスが無いように、心地よいようにデザインすること、SNSシェアされやすいように設計することは必要不可欠だな、と感じました。
※逆に言うと、それができないサービスは、コモディティー化した、物質的・機能的価値しか訴求できず、価格競争になりがち
ちなみに、私はというと、ビール3杯だけ飲んで、そのまま月島にもんじゃを食べに行きました!
やっぱりコスパ最高!(笑)